自主管理マンションの売却方法は？専門の買取業者に依頼する場合のメリットってなに？

前回は自主管理マンションを売却する方法として専門の不動産買取会社に売却するという方法を説明しましたが、今回はそれ以外の方法についても解説しますので後述する方法が自身で出来るかも含めて売却方法を検討しましょう。

①管理組合を作る
管理組合を作りマンションの管理をする体制を整えることで正常に管理され、買主の不安が取り除かれ売却できる可能性が高くなります。管理組合を作りたいのであれば管理規約を確認し、総会などで要望するようにしましょう。住民全体の5分の１以上の賛同を得ることができれば総会は開くことができ、４分の３以上の同意があれば管理組合を組織することが出来ます。ただし、管理組合の組織には区分所有法の知識が必要となるため専門家や弁護士などに相談をすることを推奨します。

また、不動産管理会社にマンションの管理業務を委託することも１つの手段です。ただし、委託をする場合は毎月相応の費用が発生することになり、住民全員に維持管理費が発生してしまうため住民の反対があることは覚悟しておかなければなりません。

②第三者に賃貸し売却する
自主管理マンションを第三者に貸し、入居者が住んでいる状態で売却するのも一つの手段です。買主からすると確実に家賃収入を得られるため、居住用物件ではなく投資用物件として売りに出せば、不動産投資家からの買い手が見つかる可能性があります。万が一買主が現れなくとも、入居者がいる限り家賃収入を得られるため空き室のまま放置するよりメリットがあると言えます。

③メリットをアピールする
自主管理マンションは自分たちで管理しなければいけないというデメリットがある一方で、通常のマンションと比較すると維持管理費が安い傾向にあります。そのため、毎月のランニングコストを抑えたいという買主にとってはメリットになり売価客に繋がる可能性が十分にあります。

③相場より価格をおさえる
相続した場合や早く売却したいなどの理由があれば価格を下げて売却することも検討しなければなりません。空き家として放置することになるのであれば固定資産税など費用が発生する前に価格を下げてでも売却したほうがメリットになる場合もあります。買主からすれば費用を抑えて購入できることに越したことはないため、価格を下げてみることも考慮しましょう。

これまで説明してきた方法で売却できない場合や労力が掛かり過ぎると感じてしまう人はやはり、専門の不動産買取業者に依頼することを検討しましょう。一般的に街中で見る不動産仲介業者の場合は不動産会社が売主と買主の仲介役として取引をする方法をとります。この場合、買主が現れるまで待たなければならないだけでなく、買主が住宅ローンを組むための審査や契約など様々な手続きをしなければならず売却まで時間が掛かる可能性があります。

また、売却できた後も不動産仲介業者に対して仲介手数料の支払いが発生します。しかしながら専門の不動産何買取業者に依頼すれば、買取査定価格算出後、売り主がその価格に応じればすぐ現金化することが出来ます。早期に売却価格を決定できることで次の住宅に充てる資金を把握できるため引っ越しの計画もしやすくなります。

さらに、専門の不動産買取業者は過去の経験や豊富なノウハウから買い取った物件にリフォームを施し、資産価値を高めてから賃貸物件としての運用や再販をするため、事前のリフォームなども不要になり、売却前に余計な支出を減らすことも出来ます。

今回の記事では自主管理マンションの売却方法について解説してきました。一般の不動産業者を通して売却する場合は様々な労力が掛かる可能性が高いだけでなく、依頼しても売却できない場合ありますが、専門の不動産買取業者であれば買取できることもあるため、専門の買取業者に依頼することも検討してみてください。弊社では今までに蓄積してきた経験やノウハウを活かし、売却がしづらい物件においても買取が可能になります。このような物件の扱いに悩まれている不動産業者だけでなく、土地を相続した依頼者から相談を受けた不動産物件の売買に馴染みのない弁護士さんまで、査定のみのご連絡でも構いませんので是非弊社へお気軽にお問い合わせください！