
独自のノウハウとアイデアを結集して入居者がいる古いアパートや借地・底地、再建築不可など、他の不動産会社が取り扱いづらい“お困り物件”でも、ひと手間かけることで土地や建物の持つ価値を最大化して解決に導いてきた不動産・用地開発のスペシャリスト、株式会社エスエイアシスト(SAA)がお届けする“お困り物件”Blogです。
弊社は独自に物件を仕入れて解体も自社で行い住宅用地に仕上げる用地開発事業、リノベーション、収益性物件まで幅広く展開しています。
ご自身がお持ちの物件はもちろん、同業者で“お困り物件”でお悩みの方もお気軽にご相談ください!
前回と同様に空き家をテーマにし、今回は売却方法について説明いたします。
空き家を持ち続けるとどうなる?
前回説明した通り空き家を持ち続けると税金が発生したり、維持管理に時間を要したりと様々なデメリットがあります。更には近隣トラブルや空き家が犯罪に利用されてしまうと罰則や損害賠償の負担などといった想定していない事態に巻き込まれてしまう可能性もあります。そのため、空き家は資産価値が下がる前の出来るだけ早い段階で売却をしてしまほうがよいです。次に売却方法についていくつかの方法を説明しますのでご参考にして頂き、是非売却をご検討ください。
空き家の最適な売り方を考えましょう
この章では実際に売却する際にどのような方法で売却が出来るか説明していきます。更地にすると家が残っているよりも買い手がつきにくくなるので、老朽化することで価値が下がってしまう前に売却し、現金化することをお勧めします。
①不動産仲介業者に依頼する
まずは、街中で見かける一般的な不動産仲介業者に依頼する方法です。空き家の期間が短く、立地がよいなど条件面で問題なければ、高く売れる可能性も高いですが、条件が悪い場合は買主が現れるまで時間を擁してしまうことが多いです。仲介手数料などは発生しますが余計な費用をかけず相場並みの価格で売却できる可能性があります。
②リフォームやリノベーションをして不動産仲介業者に依頼する
長年空き家となっている場合は、老朽化した箇所の修復や劣化した設備機器や水回りの不具合などの損傷箇所をリフォームし、新築時同然の住居環境にすることで市場で流通しやすい不動産する必要があります。買主としては引き渡し後にリフォームする手間がなくなるため好まれる物件となります。また、リフォームより手は掛かりますがリノベーションをすることで、現代風に変更することも可能になるため、買主の好みに影響されることはありますが、不動産仲介業者としても扱いやすい物件となります。しかしながら、リフォームもリノベーションも数百万程度の費用が掛かるため資金の事前準備が必要になり、売却時にもリフォーム費用を回収することを念頭に置き売却額を決める必要があります。
③買取業者に依頼する
老朽化したアパートなど売りづらい物件は専門の買取業者に依頼する方法があります。不動産仲介業者で買主が見つからない場合も専門の不動産会社が買主として直接物件を購入するのでリフォームやリノベーションをせず、そのまま売却することが可能です。
買取業者に依頼するメリット
長年空き家となっていた物件や立地条件が悪い物件は買取業者へ売却を依頼することも検討しましょう。一般的に街中で見る不動産仲介業者は、売主から希望を聞き出し、希望の条件で買取ができる買主を募ります。そのため、不動産仲介業者を通して買主を見つけることは時間がかかる可能性が高いです。一方で、専門の買取業者は直接買取をすることができるため、素早く現金化することが出来る可能性があります。相場より売却額が安価になってしまう場合もありますが、買取業者がリフォームなどで付加価値をつけるため、売却費用を抑えることが出来るといったメリットがあります。そのため、専門の買取業者に依頼することで高確率で買取ってもらうことができます。買取業者では賃貸希望者を見つけて投資家に売却したり、買取業者自身で運用することもできます。他にも民泊などでの利用や営利目的の建物にリフォームして売却することもできますので、空き家の売却を検討されている方は是非弊社へご相談ください。
まとめ
今回の記事では空き家を売却する方法について解説してきました。
立地条件によっては売却することは難しい物件になる可能性もありますが、売り方を工夫したり専門買取業者へ依頼することで売却することが出来ます。弊社では今までに蓄積してきた経験やノウハウを活かし、リフォームや売却することができますので、売却がしづらい物件においても買取が可能になります。このような物件の扱いに悩まれている不動産業者だけでなく、土地を相続した依頼者から相談を受けた不動産物件の売買に馴染みのない弁護士さんまで、査定のみのご連絡でも構いませんので是非弊社へお気軽にお問い合わせください!
